突然メールの送信ができなくなった、原因は「 TLS 1.0 / 1.1 」の無効化

インターネット通信で使用されている暗号化方式である「 TLS 1.0 / 1.1 」に脆弱性があり、メール通信の一部を解読される恐れがあることが判明しております。各サーバー会社では、通信の安全性を確保するためにセキュリティ強化として、「 TLS 1.0 / 1.1 」の無効化を順次実施しています。

これによって、新たな暗号化方式である「 TLS 1.2」に対応した、OSやブラウザー、メールソフトを利用していない場合、メールの送信が出来ないなどの障害が起こってしまいます。

影響を受けるパソコン環境

<端末>
    Windows XP、Windows 7、Windows 8.1、MSC OS X 10.8以下
    Android 4.4以下、Apple iOS 4 以下

<ブラウザ>
    Google Chrome バージョン29以下
    Firefox     バージョン26以下
    Microsoft Edge Chromium版 バージョン78以下

<メールソフト>
    Outlook 2010 以前のバージョン、OutlookExpress
    Windows Live Mail 全てのバージョン
    Mac Mail9.XX 以前のバージョン

などの環境の場合、メールの送受信が出来なくなってしまします。

対策1

ご利用のOSやブラウザ、メールソフトバージョンの最新にしてください

対策2

最新メールソフトへの切り替えが困難な場合、現在のメールソフトで、暗号化を使用しない、SSL/TLSを使わない設定へ変更することで送受信可能となります。
POPS:995ポート → POP:110ポート
SMTPS:465ポート → SMTPサブミッション:587ポート
IMAPS:993ポート → IMAP:143ポート

【 outlook2010などをご利用の場合の対応例 】

ご利用端末やクライアントソフトのTLS1.2対応につきましては、各メーカーの対応状況をご確認ください。

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